常識の枠を超えて広がる、
キャリアの可能性
クリニカルリサーチコンサルタント
A.Sさん
経歴と、現在の仕事内容を
教えてください。
薬学部を卒業してから新卒で外資系CROに入社しました。CRAを7年弱、クリニカルオペレーションリーダーを2年半ほど経験し、2022年8月1日にリーダー職としてのクリニカルリサーチコンサルタントとしてZeeDiaに入社しました。今は製薬メーカーに派遣で勤務しています。
従来のCRA業務に加えて、業務改善の提案を製薬メーカーのマネージャーさんや北村さんに話しています。派遣先の社員さんとの対話をしているうちに、気づいたらZeeDiaの営業活動の一端を担っていたこともありました。
何に気を付けて仕事をしていますか?
現場ファーストの気持ちを持ちつつ、試験を成功させるために必要なことを考えて行動するようにしています。
治験実施施設にとっては酷だと思われるような指示であっても、理由や目的次第では依頼をしなければならないこともあります。CRAは治験実施施設である医療機関とコンタクトをとるので、医療機関側によりすぎた意見を持ってしまうケースもあるのですが、担当している試験を成功させるためには何が必要なのかという全体最適の視点で常に考えるようにしています。
逆に、時には「本当に必要?」と思う指示がおりてくることもありますので、その場合はしっかりと現場からの声を届け、治験依頼者・治験実施施設の双方にとって無理・無駄が最小限になるように意識しています。何事においてもバランスが重要だと感じています。
ご自身の強みを教えてください。
自分では普通のことだと思っていたのですが、周りの方から、決断したことを期限までにしっかりやり遂げること、責任感が強いことは強みになるのだと教えていただきました。お世話になった人に対して、恩返ししたいという気持ちも強いみたいです。
北村さんって「こういうところがいいよね」と言葉にしてくれるんですよね。最近になってやっとその言葉を信じられるようになりました。気恥ずかしさもありますし、面と向かって相手の良いところを伝える機会は少ないと思うのですが、私も北村さんを見習って、いいなと思ったことは、言葉にして伝えようと思っています。
転職のきっかけを教えてください。
前職の会社も素敵な方が多く、転職に踏み切るような大きな不満はなく働いていたのですが、30代になり今後一生、この仕事を続けていけるのか、と悩んでいました。
そんな時、北村さんと雑談をしている中で起業のお話を聞き、実際に会社を起こした時にZeeDiaでのキャリアの話をいただきました。私は普段は慎重派なのですが、気付いたら「はい」と口に出していました。人生に一度くらい、直感を信じてみよう、このまま働くより面白そうだと思ったんです。また、自分を必要としてくれる人の下で働きたい、とも感じました。
今後は家族との時間を大切にしていきたいので、ゆくゆくは週3、4日仕事をするようなスタイルにチェンジしていければと思っています。前職では実現する可能性が0%でしたが、0.1%でも可能性があるなら賭けてみたいと思い、転職を決める1つの要因になりました。
理想の働き方(週3、4の勤務スタイル)について詳しく教えてください。
また実現するために何が必要だと思いますか?
週3、4の勤務スタイルとしては「秘書」というか…会社の中で多岐に渡ってマネジメントする「ジェネラルマネージャー」と言う方が適切かもしれませんが、週3、4勤務をどのように実現していくかはまだ検討段階です。一方で、北村さんと前職でもご一緒していた経験から、得意と苦手を補完できる関係だと思っているので、秘書をアピールしているところです(笑)。
理想の働き方を実現するためには、「週3、4」の勤務で価値を出すことが必要だと思います。まずは自分の経験値を増やして、ZeeDiaとして、臨床開発に対してできることを考えたいので、製薬メーカー派遣を通じて、メーカー側の立場に立って臨床開発を俯瞰してみたいと思います。
一緒に働きたい人は?
想像力のある人、自ら提案できる人、バランスがいい人がいいですね。個人的には「想像力」が1番大切だと思っています。想像力が豊かであれば、自分の対応から派生して起こり得ることを考えることができ、結果としてリスクヘッジに繋がったり、相手の気持ちを想像して気持ちの良いコミュニケーションを取ることができると思います。
このページを見てくださっている方に、
メッセージをお願いいたします。
ZeeDiaは設立したばかりということもあり、他社の方が制度は充実しています。それでも、なぜZeeDiaなのか?と考えたときに、働き方含め、他ではできない事をしたい人が合っているのかなと思います。たとえば、「臨床開発は好きだけど、ヘルスケア関連全体とか、色々やってみたい!」とか。または、Y.M.さんのように、自分なりの臨床開発への向き合い方を探究したいでも良いと思います。
迷っているならやってみてもいいんじゃないかなと。臨床開発に関してはまだまだ売り手市場なので、職がなくなるということはないと思います。
インタビュアーから見たA.Sさんの魅力
気遣いが素晴らしいA.Sさん。客観的な視点が優れていて、何が必要かを考えて自然と行動に移せる人なのに謙虚で、できた人だなと終始感心していました…